Mac上のNetBeansにScalaの開発環境を構築する
今回構築した環境は以下の通り
MacOSX 10.6
NetBeans 7.0
Scala 2.8
MacPorts 1.9.2
MacPortsをインストールする
オライリーのプログラミングScalaに「ScalaのインストールはMacPorts使うと簡単だよ!」と書いてあったので、まずはMacPortsのサイトからパッケージのインストーラをダウンロードし、インストールします。
Scalaをインストールする
MacPortsのインストールが終わった後、ターミナル上で次のコマンドを実行してScalaをインストールします。
sudo port install scala28
このままだと、ターミナル上でscalaコマンドなどを実行できないので、/usr/local/binにシンボリックリンクを作成します。
必要に応じて他のファイルのシンボリックリンクを作成してください。
sudo ln -s /opt/local/bin/scala-2.8 /usr/local/bin/scala sudo ln -s /opt/local/bin/scalac-2.8 /usr/local/bin/scalac
シンボリックリンクの作成後、ターミナル上で「scala -version」を実行して以下のような出力がされればOK。
Scala code runner version 2.8.1.final -- Copyright 2002-2010, LAMP/EPFL
次に、「~/.MacOSX/environment.plist」に環境変数SCALA}HOMEを設定します。
ディレクトリ及びファイルが存在しない場合は、新しく作成してください。
environment.plist
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple Computer//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd"> <plist version="1.0"> <dict> <key>SCALA_HOME</key> <string>/opt/local/share/scala-2.8</string> </dict> </plist>
environment.plistを編集して保存したら、設定を有効にするためログインし直してください。
以上で、Scalaのインストールは終了です。
NetBeansのScalaプラグインをインストールする
NetBeansのサイトからプラグインのzipファイルをダウンロードして解凍します。
NetBeansのプラグインダイアログを開き、ダウンロード済みタブのプラグインの追加をクリックし、解凍したディレクトリ内のnbmファイルをすべて選択し、インストールします。
以上で、Scalaプラグインのインストールは終了です。